私Takutoは関西に来る前、広島に住んでいた。
その時に毎週末、車で3時間かけて通い詰めていた管理釣り場がある。
【フィッシャーリゾートしょうばら】
広島県の島根県との県境に位置する庄原市にある、ため池を利用した管理釣り場で、
広いフィールドと豊富な魚種が魅力のエリアである。
この私のホームとも呼べる管理釣り場に4年ぶりに向かった。
大阪を午前2:30に出発し、中国自動車道で約4時間。
開園前のフィッシャーリゾート庄原に到着。
ここで、メインハウス前で受け付け順番の番号札を取って開園を待つ。
番号札の番号が若い順に受付をし、フィールドに出ることができる。
ここはポイント選択が非常に重要であり、良いポイントに入ることができれば
良い釣果を上げることができる可能性がかなり高い。
「ため池」とは言っても自然の池に近く、ネイティブでポイントに成り得る場所が、ここの釣り場でも一級ポイントとなる。
インレットは山水が流れ込んでおり、トラウトの着き場となっている。
池の水深は深いところで約7mあり、ハッキリとしたブレイクが形成されている。
シャローエリアも広く、フィーディングモードに入った魚が近寄るポイントが点在している。
このような環境のエリアは関西では見たことがなく、非常に魅力的なエリアである。
7時に開園し、受付を終えたアングラーが続々とポイントに入っていく。
私も受付を済ませ、いつものポイントに入ることができた。
ここは魚の形に近いスリムなスプーンが効く。
特に最強と言われているのが、
「シマノ カーディフ スリムスイマー」
まずはスリムスイマー3.5gで遠投し、表層からサーチしていく。
いまいち反応が良くないのでスリムスイマー2.5gにウエイトダウンしスローにリトリーブすると、
カウント3秒からの巻きで、
もっとゆっくり引いた方が良さそうなので、ルアーチェンジ。
「フォレスト マーシャルトーナメント」
レンジも細かく絞り込んでいく。
カウント6秒からのスローリトリーブで
このパターンでパタパタと釣れた。
フィッシャーリゾート庄原はミノーイングが盛んである。
ここでミノーイングで遊ぶことにした。
選んだルアーは、
「プレッソ ダブルクラッチ 45F1 tuned by HMKL」
ロッドアクションに素直に反応してくれて、ただ巻き、トゥイッチ、マジックジャークなど、
なんでもこなせるフローティングタイプのミノー。
水は濁っていて魚を見ながらルアーを操作することができないので、
まずは魚の反応を見るために沖にキャストし、トゥイッチをしながらステイを入れずに早めに巻いてくる。
すると、なんとイトウがチェイスしてきた。
ただ巻きに切り替えてそのまま加速しヒットに持ち込んだ。
が、フックアウト。フックが伸びていた。
今度はトゥイッチの後に一瞬ステイを入れて巻いてくるとヒット。
ブラウントラウト
次はニジマスを狙ってみる。
リールを半周グリッと回した後、2~3秒程度の長めなステイを入れる、所謂マジックジャーク。
カケアガリを攻めていると、ステイ中のルアーに魚が触れる感覚があり、すかさずフッキングを決める。
模様が美しい。
昼からはサイズを狙ってディープを狙うも、小~中型がポツポツで初日は終了。
途中、アルビノも混じった。
翌日は午前半日の釣行。
この日は釣り大会が開かれていたためポイントは選べなかったが、コーホートラウトが放流されたらしく、
ロングステップでコーホートラウトを狙うことにした。
コーホートラウトの狙い方は、スプーンの表層早巻き。
2g程度のスプーンでカウント0秒から探るが、反応が得られない。
普通ならスプーンを軽くして、スローダウンしていくが、
ここは強気に2.8gにウエイトアップ。
少しレンジを入れたところをスピーディーに探っていくと、
連発。
半日コーホートラウトを釣り続けて終了とした。
ポイント選びの面白さ、自然に近いトラウトの性格、魚種の多さ、トラウトのコンディション、景色の良さ・・・
通い詰めていた頃と変わらず素晴らしい状態だった。
いつもと違うエリアトラウトフィッシングを味わいたい方には超オススメの管理釣り場である。