【エサ釣り】
今回はファミリーにも大人気の尼崎海釣り公園をご紹介☆
アジ、サバ、イワシ、セイゴ、ハネ、スズキ、キビレ、チヌ、青物を狙います
今回はその中でも前半は小型回遊魚の仕掛けと釣り方、後半はセイゴ、ハネ、スズキの仕掛けと釣り方をご紹介します!
釣り座は大きく分けて沖向きと内向きの2面で釣りをすることができます
【料金】
料金も大人820円 小人410円
レンタル竿(仕掛け付)1000円
レンタル竿(仕掛け無)700円
駐車場あり(有料)
と比較的お手頃で市内からも30分で行けるので超おすすめです
なにより魚影が濃いので嬉しい限りです☆
餌も販売してくれているのでとても助かります(^^♪
【営業時間】
5・6・11月は午前6:00~午後7時
7~10月は午前5時~8:00
12月~4月は午前7時~午後5時
※時間は変更される場合もありますので、公園の方にご確認の上、来園されます様お願い致します。
【公園のポイント&攻略のカギ】
・釣り座は橋脚柱の近くが高ポイント!
・水深はどこの釣り座も10メートル前後
・餌や仕掛けを売店で買うとその日の大体の釣り座と棚を教えてくれる
・良い釣り座を確保するなら早めに来ると◎
・お手洗いや洗い場もあり、初心者の方や女性や子供にも優しい
・スタッフの方が優しくサポートしてくれる
・小型回遊魚や青物は沖向きでチヌ、キビレ、セイゴ、ハネ、スズキは内向きがベスト(魚種やサイズは時期によって違うのでスタッフの方に聞いてみて下さい)
僕が普段使用しているセッティングにはなりますが、幾分か参考になればと思います(^^)
それではどうぞ☆
~アジ等の小型回遊魚釣り~
仕掛け サビキ釣り
【サビキ仕掛け】
☆ ハヤブササビキ ①小アジ専科079ピンクスキン 4号 ②泉州サビキピンクハゲ皮 4号 を使用することが多いです。
又、メバル等他魚種を釣る際はウィリーサビキを使用しています
使用率ナンバー1☆
他魚種を狙う場合は一番右のウィリーサビキ
【サビキカゴ】
第一精工のプラカゴ(小)
こちらはフタあり(小)
☆ 第一精工のプラカゴ(小)を使用
〇(小)8号 30g
〇(中)10号 43g
〇鉛サイズ 15号 58g
〇鉛サイズ 20号 82g
のサイズ分けです☆
フタつきカゴは水深が5メートル以上の場合使用することが多いです
フタ無しでも行けますがあった方が無難かな?
棚が底の場合底に着く前に餌がばらけてしまうので(;・∀・)
もしフタが必要なければ開けておけばいいのでフタ在りを推奨します
(潮の流れや風を考慮して3種ほど持っておいた方が◎)
【 竿 】
☆ 基本どんなものでも大丈夫です(2メートルから4メートル程度のもので、短い程扱いやすいです)
(釣り座から直ぐ真下に仕掛けを落とせるので短くても◎)
※注意点としては竿の長さとサビキ仕掛けの長さに気をつけて下さい!もし竿が2メートル程なのであれば仕掛けはその3分の2ぐらいまでにした方が良いですね(^^)/それよりも長くなると扱いずらいし魚が取りにくいです☆
竿の使用する長さは2メートル程度~4メートルぐらいまでが主流で飛ばしサビキになると5メートル程度のものを使う場合もありますが、尼崎海釣り公園は投げ釣りは禁止となっているので今回は割愛します
【 リール 】
☆ 基本どんなものでも大丈夫です (僕は1000番~2500番クラスが使いやすいです☆)
サビキ釣りが一番手頃にできるのはタックルがどんなものでも対応できてしまうという所☆
様々な機種があり値段も異なりますが、サビキですと5千円までのもので十分対応できます(^^)/
【 ライン(糸)】
☆ 1号~2.5号位
お店でサビキ釣り用の糸が欲しいと言えば用意してくれてしかも糸巻きまでしてくれるので、ラインに関してはお店で相談されると良いですよ(^^♪
おすすめはナイロンラインです♪PEも感度が良いのでオススメですが、トラブルになると復帰不可能になる場合もあるので始めはナイロンラインがオススメです☆
【 撒き餌 】
☆ アミエビ
【 釣り方 】
☆ アジの他、イワシ等も釣れるのですが、その日によって棚が違うのとアジやイワシは回遊魚の為廻ってきて初めて釣れるので、周りが釣れ出したらチャンスタイムとなります。
①まずは底まで仕掛けを落とします
落としたらライン(糸)をピンと張ります
(底にカゴが着いたかどうかはリールから糸が出なくなったタイミングが底となります)
②そのままラインをピンと張ったままそのまま放置してみます。
(潮の流れが速い時は底で放置しすぎると海底の岩や障害物に引っかかってしまうので注意してください)
③底で当たりが来なければ、徐々に仕掛けを上げて棚を変えていきます。
(僕の場合は2~3回転を目安に棚を変えています)
※この時に自分がリールのハンドルを何回転させたか覚えておきましょう!
④次にアジが掛かったらゆっくりとハンドルを巻いて釣り上げて下さい
※この時もハンドルが何回転目で魚が釣れたかを覚えておくと、釣れたその場所が次にカゴを投入する棚となります
⑤そして今度は底に仕掛けを落とし釣れたハンドル回転数の所まであげてキープしてください
⑥そしてキープした所で少し竿を立ててシャクリ、カゴの中のアミエビをキープした場所で撒く形となります
⑦釣れていた層で釣れなくなったらまた①~⑥を繰り返し行って下さい
それでも釣れない場合は今は付近に魚がいないということです🐡
①~⑦の工程を行うことで、効率よく魚が釣れるかと思います(^^♪
やってみて下さい☆
【ヒデ☆アドバイス】
どこの針に魚がかかったかを見て上の針に掛かっているならもう少し上の棚、下の針に掛かっていたなら棚を少し下げます。
こうやって微調整をしてもらうと2連、3連掛けもできますよ♪
アジが連発します☆
~ セイゴ、ハネ、スズキ釣り ~
セイゴやハネ、スズキを狙う際はこのフカセ釣りが効果的です。
ですが毎日誰かが餌や仕掛けを投入しているのでプレッシャーがかかり、魚もこれは餌ではないな!?と考えるようになります!特に中型以降の魚になるとその警戒心は非常に高くなるので釣れにくくなります。
ここを打破するためにはかなり繊細なタックルセッティングが必要になると同時に通いつめて繰り返しトライ&エラーしてやっと魚を手にすることができるのです。しかしながら考え抜いてやっと手にした魚は何ものにも変えられない喜びとなるはずです!
あきらめずに探求心を持って続けていると必ず魚達も答えてくれるので、あれやこれやと考えることを楽しみながら是非挑戦してみてくださいね(^^)/
これからご紹介するのは、僕が行きついた答えなのでかなりマニアックなものとなります
ご了承頂きながら見て頂き、何かヒントになってくれればと思います☆
【 仕掛け 】
☆ 🅰棒ウキ、🅱円錐ウキを使用したフカセ釣り
【 竿 】🅰🅱共通
☆ シマノ ボーダレス420ⅯT
様々な竿の種類がありどれが良いか迷いますが、基本は堤防用などのもので十分問題なく使用できますし、魚は釣れますのでご安心を!(^^)
後は長さなのですが、3メートル後半から4メートル後半の長さは欲しい所です。やはり仕掛けが長くなる分竿も長くなるのと、公園の場合5~10メートルの間で仕掛けを入れるので、それぐらいの長さはあった方が良いかと思います☆
又磯釣りなど本格的にフカセ釣りに挑戦しようと考えておられる場合は5メートル以上の竿を購入されると良いですよ(*^-^*)
ボーダレスは様々な魚種をターゲットにしている為非常に凡庸性のある竿となります。私はちょい投げや磯釣り、堤防からの餌釣りでも多用していますので、おすすめです!
【 リール 】🅰🅱共通
☆ シマノ エクセンスCI4 Ⅽ3000Ⅿ
リールに関しても様々な機種がありますが1万円前後のものであれば、トラブルも少なくて使いやすいかと思います。又番手については2000、2500、3000番が一番使いやすいかと☆
僕の場合ルアーキャスティングにも使用しているので上記のような機種を併用して使っています
【 道 糸 】🅰🅱共通
☆ サンライン グレ道 2号
今のところこのラインがクセもつきにくい為トラブルもなく、扱いやすかったです☆
特に風の強い日等の円錐ウキ使用時はラインが見やすく集中できます!
【 ハリス 】🅰🅱共通
☆ サンライン トルネード松田スペシャル競技 パワートルネード1.75号(1ヒロ半)
ハリスの基本はフロロかナイロンかを選ぶのですが、その使い分けとしては、潮の流れが速い時等はフロロの方が早く沈んで流れに影響されにくいということ、逆に潮も緩く魚の活性が低い時はナイロンがゆっくり沈下するので効果的かと思います。
このパワートルネードはフロロなのですが、しなやかで強い為僕は愛用しています。
ハリスは道糸より少し細めの号数を選ばれると◎
使用する時は少し手で引っ張ってあげると巻き癖が取れて魚に違和感を与えにくくなるかと思いますよ☆
~棒ウキセッティング~
※道糸とシンカースイベル、ハリスとシンカースイベルの結束は全て『ハングマンズノット』
※ウキ止めの結束は『山元なるほど結び』
※ハリスと針の結束は『内掛け結び』
ググってみてください(笑)
【 棒ウキ 】
☆ 釣研 スリムチヌⅡ 0.8号(非自立式)、又は遠矢ウキ2B(自立式)
棒ウキに関しては主に0.8号の1択です!10メートル以内の深さはほぼカバーすることができます!
基本的に使用するのは非自立式の方を使用します。(仕掛け投入直後はウキは寝ていますが、仕掛けが馴染むとウキが直立してくれるので分かりやすいです)
自立式に関しては読んで字のごとく投入直後から自立していますので、仕掛けの馴染みが分かりにくいかわりに魚に違和感を与えにくいという特徴がある為、魚がかなり食い渋っている時に使います☆
【 錘 】
☆ ウエイトスイベル0.8号
錘に関しては基本ウキと同じサイズの号数を選べば大丈夫です!
【 ウキ固定スイベル 】
☆ 遠矢 ウキスイベル
☆ ダイワ ウキホルダー
(写真はⅬサイズ/ラインの太さに合わせてサイズは選んでください)
基本は遠矢さんのウキスイベルが一番使いやすい!ものによってはラインが傷ついて投げた瞬間タカ切れすることもありますが、これは傷めないしウキ止めシモリの必要が無いので◎
もし釣具屋さんになければダイワから出ているウキホルダーもおすすめ☆
【ウキ止め糸】🅰🅱共通
☆ オーナー
①がっちりウキ止め(細)
②ウキ止めウーリー
基本的には①のがっちりウキ止めを使用していて、軽い仕掛けで半円シモリを使わない場合は下のウキ止めウーリーを使います。
【カラミ防止】🅰🅱共通
☆ からまん棒S
からまん棒なんているのと思ったあなた!一回着けずに使ってみてください!見事に仕掛けが絡まりますから(笑)これ必需品!!!
【 針 】🅰🅱共通
☆ がまかつ掛かりすぎ口太 4号、5.5号、6号
針に関しては各メーカー多すぎて僕も使いきれていません(;^_^A
ただ気が付いたらいつも手にしているのがコチラ!!
~ 円錐ウキセッティング ~
※メインラインとハリスの結束は『トリプルエイトノット』
※ウキ止めの結束は『山元なるほど結び』
※ハリスと針の結束は『内掛け結び』
円錐ウキを使用する時は①風が強い時 ②潮が速い時 ③活性が低い時、又は魚のポジションを探る時この円錐ウキの出番となります。
①の風が強い時にはウキだけが引っ張られるの防ぐことができます(ウキが風で流されると棚が変わって当たりも分かりにくくなる)
②の潮が速い時には潮と同調させることが必要になる時があります(潮の流れに沿って魚も餌を追い込むので潮に当てたり流したりすることができる)
③の魚の活性が低い時も、(潮の流れと棚にもよりますが)魚のポジションを探る時も、ウキと錘の調整が非常にしやすくその日の潮の状態によって位置を変えることができる
上記の理由によって円錐ウキを使用します。簡単に言えば状況によって臨機応変に色々変えられるということです。
【 円錐ウキ 】
☆ 釣研 ゼクトα 3B、B、G5、0、00
釣研の中でも品質も価格もトップクラスのウキですが、極小さい当たりも分かりやすく、仕掛けも馴染みやすく、そして波の影響を受けにくいと3拍子揃っています!
最近はずっとこちらを使用しています☆
【 錘 】
☆ 谷山商事MST ガン次郎 3B、B、G5、G7
通常のガン玉より、ラバーコーティングしてある分価格も跳ね上がりますが、魚と釣り人とをつないでくれる唯一のハリスに対して傷をつけないように配慮することができるのでオススメです。(特にガン玉位置の変更が多い方には是非使用してもらいたい)
【 ウキ止め 】🅰🅱共通
☆ オーナー
①がっちりウキ止め(中)
②ウキ止めウーリー
ウキ止め糸も直ぐに緩んでしまうものもあるので上記2つは使用してみてズレが少なかったのでオススメです。
使い分けは通常は①がっちりウキ止めを使用して、ウキ止めシモリを使わない場合や0、00のウキを使用する際は②のウキ止めウーリーを使用しています。
【ウキ止めシモリ】
ウキ止め糸から上にウキが抜けないようにするものです(^^)
☆メーカーはどれでも構いませんが、ラインの太さを確認してからサイズを選ぶと◎
SS = 0.8~2号
S = 2~4号
Ⅿ = 3~5号
ⅬⅬ = 5~7号
が標準的です、通常のフカセ釣りではSSかSで大丈夫です!
僕は魚がかなり渋い時や0、00等のウキを使用する際はウキ止めシモリは使わないことが多いですね(^^)/
【 からみ防止 】🅰🅱共通
☆ からまん棒S、又はからまん軸
もう必需品ですね(笑)円錐ウキは無くても絡みにくいですが、やはりあった方がノントラブルです!
【 針 】🅰🅱共通
☆ がまかつ 掛かりすぎ口太 4号、5.5号、6号
こちらも長く使っていて一番魚を連れてきてくれているので☆
サイズは基本5.5を使用していますが、活性具合によって(低い時は小さく、高い時は大きく)といった具合に変えています。
【 撒き餌 】
シラサエビ 尻尾ちょい掛け
僕は胴体と尻尾の付け根当たりに刺しています。背側から刺したほうが良い時もあるし腹側から刺したほうが良い時もあるので試してみてください☆
【 釣り方 】
餌はシラサエビなのですが、季節や前日の釣果でどの層で釣れていたのかを参考に上層であれば、シラサエビ用の柄杓を使いエビ撒き、下層であれば、もう1本竿を使ってエサボウルSを使い底で撒き餌をします。
ウキの使い分けは基本棒ウキセッティングが殆どですが、潮の速さ、風の強さによって使い分けます
(風や潮が緩い時は棒ウキ、強い時は円錐ウキを使用)
今回は棒ウキを使用します☆
前日の釣果でどの棚が釣れていた(売店でエサや仕掛けを買うと大体教えてくれます)かをチェックして仕掛けを組み立てます
組み立てたらまずは餌撒き後すぐに挿し餌を投入します
通常のフカセ釣りは撒き餌を手前と本命の奥に入れますが、公園は釣り座すぐ下の桟橋柱と5メートル沖にある漁礁を狙います
投入後流れが緩い場合は2~3分程で1回誘いを入れます(竿を少ししゃくったりラインを動かしたり)
魚の活性が高いと感じたら棚をできるだけ変えないようにゆっくりとリールを巻きながら誘うと反応は早いです
チョンチョンとウキが動きますが、すぐに合わせてはいけません!
ウキの目印となるトップの色までウキが入るのを待って下さい( *´艸`)
ウキが入ったら腕を大きく動かし大きく合わせます(竿が長い為大きく動かさないと針がかりしません)
掛かったらゆっくりで構わないので魚を疲れさせてから手前に寄せてきましょう!
魚がセイゴクラスであればごり巻きで寄せてタモに入れればいいのですが、中・大型の場合疲れる前に寄せてしまうと思いっきり足元の柱へ突っ込まれてしまいラインブレイクしてしまいますのでご注意下さい!
僕は何回もやられました(笑)
セイゴ、ハネ、スズキ釣り非常に奥が深く楽しいです☆みなさんも是非体験してみて下さい(^^♪
ハネ58㎝スズキまであと2㎝足りない
【ヒデアドバイス☆棒ウキを使うのには訳がある】
何故棒ウキが良いか?というとそれは感度が良いからです!(というかウキの浮き沈みが分かりやすい)
現在では円錐ウキでもかなり感度が良いものが増えてくれていますが☆
特に冬場の魚達が食い渋り“ショートバイト”することが多く中々針がかりしにくくなります
そこで棒ウキを使用することによって小さい当たりであっても捉えることができます
それでも渋い時は魚に違和感を与えにくい自立型の棒ウキを使用したりします
(棒ウキにはラインが入っていて、そのラインの浮き沈みで判断できるのも利点♪)
それではみなさん良い釣りを♪ enjoy fishing life🐡
いつまでもキレイな海を☆ゴミは持ち帰りましょ♪